久美子たちの1年後輩の男子、コントラバス担当。
入部早々、苗字の月永でなく求と名前呼びをするよう主張し、
しつこく「月永君」と呼んできた久石奏とたびたび衝突した。
サンフェスの練習時も後輩の針谷果歩に月永とよばれ機嫌が悪くなるなど少し難しい性格をしている。
女の子の様なきれいな顔立ちだがそれがコンプレックスで本人は男らしくなりたいと思っている。
声優
演じる声優は土屋紳葉(シンバ)さん。
苗字からも察しが付く通り女優の土屋太鳳さん、モデルの土屋炎伽の弟さんです。
ほかのキャラ
・シュウジイトウ(機動戦士Gundam GQuuuuuuX)
・五色工(ハイキュー)
川島緑輝
難しい性格の求だが同じコンバス担当の川島緑輝の人柄と演奏技術には一目置いており、
彼女の言うことは素直に従う。それどころか当初は彼女以外とはほとんど話すことがなかった。
北宇治で過ごすうち、久美子にも心を許すようになったようだ。
3期4話「二人のエチュード」では求が久美子の最寄りの宇治駅まで行って竜聖学園への転校話が上がってることや亡くなった姉のこと、緑輝を見ると姉が音楽を楽しんでた様子を思い出すことを話します。いうまでもなく彼は姉と緑輝を重ねていたのでしょう。
したがってその気持ちは恋ではなさそうです。
合宿の時に緑になんて言った?緑と求の関係は?
3期8話「なやめるオスティナート」では求が緑輝を「大事な話がある」と呼び出すシーンがある。実際に二人が話すシーンはなく、夜更けに久美子が緑輝に何を言われたか聞いても「教えない」とはぐらかすのだが、ここで求は何を言ったのだろうか?
予想してみよう。
ヒントはその夜の食堂?で一人物思いにふける緑を見つけて久美子が話しかけるシーン。
緑は「久美子ちゃんは知ってたんですね?」と言っていた。
この時点で緑が知らずに久美子が知ってるのは宇治橋で久美子が求に聞いたことだろう。
求の姉が病気で亡くなってること自体はサンフェスの時に緑も久美子と一緒に竜聖の樋口から聞いてる。ということは久美子が聞いた、姉が指導者の孫として妬まれ苦しんでいったこと、緑の音楽に対する姿を見てると姉の夢見た高校の吹奏楽部の姿だと思ったということ。
つまりどこまでも求にとって緑は姉の代わりなのだろう。
つまり恋愛感情ではない。
この求の気持ちを緑は告げられたと予想している。
一方、恋愛に憧れて共学の北宇治を選んだ緑は多少なりとも恋愛感情があたのだろうか。
だからこそ久美子に「求君に何言われたの?」と聞かれても「教えない」とはぐらかした。
ちょっとした失恋気分だったのではないだろうか?
だから「眠れなくて」食堂で物思いにふけってたわけで、久美子たちの前では吹っ切れた様子で
「でも明日からは普通の緑に戻るのです」といったのだ。
恋愛音痴の久美子はポカーンだが、
根が恋愛体質の麗奈は感じ取ったのではないだろうか?
だから慰めるつもりでジュースを渡した。
久石奏との関係
奏は月永の苗字から源一郎との関係をはじめから疑ってる様子でした。
奏の性格上、知られたくない秘密はほじくりたくなるもので執拗に月永君呼びで求を挑発します。
そのたびに求に食って掛かられてるのですが、もしかしたら奏なりに久美子の援護射撃としてかたくなな求を懐柔しようとしていたのかもしれません。このままでは少人数の低音パートがギスギスしてしまいますから。
そのかいがあったのか縣まつりの時には低音パートで行きたがるつばめたちに対して
求は「副部長とか男子部員で一緒に行く」と断るのだが、
それに奏が「珍しいね月永君がみんなと一緒になんて」との言葉に
求は(月永君呼びにもかかわらず)「久石も来る?先輩に言ってあげるよ」
とこれまでとは打って変わった丸い反応になっている。
もちろん宇治橋での久美子との会話が求本人の心境を変えたのだろうが、久石との関係も衝突しながら少しづつ変わっていった気がする。

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